変なのは変

「お前は変なやつだ」

 

僕が自己を自覚し始めてから今日までずっと言われていることだ。

 

別にこう言われて嫌な思いをしたことはない。

 

ただ、違和感はある。

 

言うほど変ではないのだ。

 

何か表立ってすごい活動してるわけでもないし、何かを成し遂げているわけでもない。

ただの大学生だ。一留一休してるけど、それくらいなら別に普通だと思う。

 

そこでなんとなく思ったことがある。

多分、人間みんな変。

人間が何かを変だと思うときはなんらかの尺度を持って変かそうでないかを決める。

人間に対して「こいつ変」って思うときは常識に照らし合わせて変かそうでないかを決めることが多いと思う。

僕は若干常識がないので、みんなに変だと思われがちなだけなのである。

知的生命体らしく、社会とか常識がわかっている人はそれに順応してるから変な部分が見えにくくなってるだけだと思う。

 

僕は若干常識がなく、ほぼ裸でうろついているようなものなので、わかりやすい。

でも知的生命体らしい、社会とか常識がわかっている人はちゃんと服を着てうろついている。

だから見えにくい。見えにくいんだけど結局は変。そんな感じ。

 

とはいえまぁ当たり前なことで、そもそも常識ってもんがフワフワしてるので尺度にはなりえない。

だから常識に照らし合わせて誰々が変とかそうでないとか、なんかアホらしい。

みんな変。

みんな違って、みんないい。

とは言わない。

みんな違って、みんな違う。

トートロジーで〆る2021.01.28 AM1:01